Baltic State : 不動産価格下落が不良債権を助長?(リトアニア)
大手銀行SEB Vilniaus Bankasの頭取相談役を務めるGitanas Nauseda氏が、来年、国内三大都市の不動産価格は最大15%の下落し、同時に融資が焦げ付く不良債権が急増することを予見している。
中央銀行金融安定局のMindaugas Leika部長は、Nauseda氏の意見に現実的で賛同すると語っている。
Nauseda氏の予見は、不動産価格は今年既に値下げされ、この流れは依然続き、同時に値引きと相まって家具やキッチンなどが標準装備されるなどして結果として更なる値下げが行われるというものだ。
また、最大の不動産価格下落要因として、インフレが強く作用するとしている。