Baltic State : 11万人が海外へ流出(ラトビア)
この1年でラトビア人11万人が海外へ流出したとラトビア労働連合(LEC)が伝えている。
LECのElina Egle代表は、ラトビアを離れた国民等がまた近い将来にラトビアへ戻ってくることは期待できないと悲観的な見方を示している。
LECの調査によると、外国に仕事を求めてラトビアを離れた国民等がラトビアへ戻ってくると見られるのは10%から30%に過ぎないという。
Egle代表は、ラトビアはイギリス、スウェーデン、カナダなどの熟練工を呼込む政策を見習うべきだとし、外務省をも巻き込んで専門技術者らを呼び寄せる魅力的な政策を打つべきだと示唆している。
外交努力をも要求するEgle代表だが、参考例としてインドからシェフを呼ぶのにわざわざ中国の上海にまでビザを取得に行かせるような現状では有能な人材を確保することは容易ではない。