花畑
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Baltic State : エストニアでテロ資金洗浄?(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2008-1-11 2:01:00 (972 ヒット)

週刊誌Eesti Ekspressがエストニアに住むロシア系住民等がアルカイダに関連し、テロ資金を洗浄していた疑いがあると報じている。

洗浄疑惑は、イギリスの警察当局が05年7月に56人の死者及び700人負傷者を出したロンドンバス爆破テロに関連しエストニア人の同僚にエストニア在住者の捜査を行うことを依頼したことに発している。

捜査では、イギリスで逮捕されたアラブ人の携帯電話に残された一つの電話番号がエストニアから発信されていたことから明らかになっている。このアラブ人は少なくとも2度に渡ってエストニアへ資金を送金していた。

明らかではないが捜査では少なくとも送金された資金は数百万とも見られている。2003年11月に初めてエストニアへ送金された金額はウェスタンユニオンから送金されおり、金額も400ドルと少ないが、29歳のErikと呼ばれる男性に送金されている。

警察の捜査に対してErik氏は資金を取得後、Webmoney.ruという企業が所有する口座へ再送金したと語っているという。

また10月にも別のAnatoliというエストニア人も同様の手口で750ドルを得ており、同氏もITの専門家である22歳の友人Ilja Kotkovに全額を手渡したと警察に認めている。

エストニア公安では、既にこのKotkov氏が数十万クローンの資金を洗浄した証拠を掴んだとしており、同氏の自宅からも50万クローンもの現金を押収したことを明かしている。

今回の資金洗浄疑惑では、これまでに5人が逮捕され、Kotkov氏は5年の実刑を受け、8ヶ月の拘留が言い渡されると見られている。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。