カドリナの大地-続き
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Baltic State : 賃金先進国への道のり(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2008-1-29 2:03:00 (804 ヒット)

何もかもが値上がりしている最中、多くの外資系企業では未だエストニアでの雇用は低コストで済むと勘違いしているようだ。

地元紙アリパエブによると、ある外資系企業が就業経験2年とする採用条件の職種に7000クローン(約7万円)という給与をオファーしているという。

この企業は旅行会社で、営業及びマーケティングの人材をこの賃金で募集している。

ドイツ・バルト商工会ではドイツの建設資材メーカーKreiselの営業部長を求めているが、月給は1000ユーロまでとされ、同様の職種を求めるエストニア人は最低でも月3000ユーロの賃金を求めていることから、双方に給与の面で大きな相場観の違いが発生している。

人材会社Ariko ReServによると、エストニアでも給与水準はここ数年で急速に上昇している一方で、外国企業では急速な給与の上昇は続かないとして給与水準の引き上げには一線を画す姿勢を取っている。

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