Baltic State : ラトビア郵政局、破綻の危機か(ラトビア)
ラトビア郵政局(Latvian Post)が十分な財政を整えられず破綻の危機に直面していると地元紙Dienas Biznessが伝えた。
同郵政局は、2006年時点で400万ラトの損失を計上しており、07年度にもその損失は1000万ラトにまで拡大させてしまった。流動性資金の不足が祟った結果、財政難に陥った郵政局だが、同社のGints Skodovs会長は資金繰りには問題なく、3600万ユーロの融資の調達を準備していると語っている。
財政難から郵政局では07年度に200箇所もの郵便局を閉鎖しており、その他でも一部の黒字の郵便局が大半の損失を抱える郵便局の赤字を埋める経営が続いている。
少しでも財政難の改善を目指して、郵政局では所有する不動産を売却し、最低でも200万ラトを調達することを計画している。