Baltic State : 富豪開発の不動産宅地、購入者を裏切り開発を中止?(エストニア)
エストニアの富豪Kristian Kesner氏がタリン近郊のTiskre地区で進める宅地開発計画が頓挫しているとBBNが伝えている。
同開発地区では、建設中の住居も建設半ばで止まっており、住める状況にもなく、既に宅地購入の手付金などが送金された同氏経営の不動産開発会社の銀行口座の取引も止められている。
Kesner氏はSiimやSulev Seppikといった会社の事業パートナーを勤めたこともあり、中央党の支援者でもあった。
今回開発が滞っているのはタリンから20キロ離れたTiskreにあるApametsa Kodu住宅である。
与信調査専門のKrediidiinfoによると、この開発会社には300万クローン(約2994万円)の債務とその支払い遅延金利といった負債があるという。
同開発地の宅地を購入した人たちは不動産詐欺の可能性を含め、Kesner氏に疑惑の目を向けている。