Baltic State : 商業不動産に安定感(リトアニア)
大手不動産会社Colliers Internationalがリトアニアのオフィス物件に関し今後2年間は供給が需要を上回ると最新レポートの中で紹介している。
一方で商業物件では、首都ヴィルニスに限らず、地方都市でも開発計画は順調に進んでおり、当分この傾向に変化はないと示唆している。
首都ヴィルニスのオフィス供給は、昨年3万2000平米に達し、今年も7万5000平米が予定され、09年度には更に14万7000平米と供給過多が明らかに訪れると見られている。
首都のオフィス市場は、特に300平米規模のものが最も人気が高いが、地方では200平米以下のものが人気となっている。家賃もこの1年で10〜20%の値上がりしており、今年も昨年同様の値上がりが期待されている。