Baltic State : キャッシュフローに苦しむ市民(エストニア)
地元紙Postimeesによると、SMSローン大手のJulianus Inkassoが抱える顧客の多くで返済が出来ずにおり、その延滞率が30%も増加しているという。
同社のIvar Kamarik氏は、支払難に陥っている顧客数は過去最大に上っており、ますます増える傾向にあると現状を危惧するとしている。
また、大手銀行SEBのRiho Unt執行役員は、支払の延滞が遅れる傾向は、種類の違うローンでも鮮明になりつつあり、ローンの支払いの為に新たなローンを組むという悪循環が増えており、最後には債権取立て屋に追立てられるという流れが危惧されると述べている。