Baltic State : 売値は買い手の希望額に!(エストニア)
経済ニュースBBNが、今、不動産を売却したいのであれば市場動向より一歩先に値下げをしないと買い手がつかないと不動産の売却を模索する市民等にアドバイスを送っている。
市場を見ながら不動産の売値を決める戦略を取る場合、毎月少しづつの値下げを行う手段に出ると、結果として買い手が付かない危険があるという。
大手不動産会社Uus MaaのKristjan Reinoja氏は、多くの顧客は既に買い手の意向を踏まえて、買い手の希望購入額で売値を決める必要があると指摘している。
同氏によると、タイミングよく売却を決めるには、売り手は高値の希望売却額をつけて、小出しに売値を下げる手を使うと結局何ヶ月も売れ残る危険を孕んでいるという。
また、A&A KinnisvaraのAivar Villmeson氏も顧客は仲介業者のアドバイスを無視して市場価格より高値を付けたがるが、そうすると長い間売れ残り、最後には大きく下落した価格で手放さざる得なくなると市場動向に沿った値付けが必要だと指摘している。