Baltic State : 不動産バブルは崩壊と首相が示唆(エストニア)
Andrus Ansip首相が現在の不動産価格の下落を踏まえ、エストニアの不動産バブルは正に崩壊したと示唆したとバルティックタイムスが報じている。
同相は、不動産価格の下落は、政府が予測したものよりも早い速度で下落しており、結果として国家歳入自体も大きく減少する結果となったと国家財政についても説明した。
同様に同相は、不動産バブルの崩壊は、エストニア経済の構造をも変えることになると示唆しており、特に建設業界の解雇が急増することに懸念を表している。
一方で製造業の構造変化により、今後は輸出が15〜20、30%の増加が見込めると将来には明るい見通しについても言及している。