Baltic State : 不動産市場、この1年で44%の規模縮小(エストニア)
エストニアの不動産市場が回復するのは少なくともこの秋以降だという。
地元紙Eesti Päevalehtによると、不動産会社BPE Kinnisvaraekspertの副社長Aivar Tomson氏は、07年第4四半期の不動産市場の総売上高は06年同期に比べ44%も縮小し、実質的に100億クローン(約1040億円)も取引が減少したと説明している。
同氏は、毎年春先は市場が活発的になるが、国内の不動産市場は今秋まで現在の傾向が続くだろうと不動産市場の見通しを示唆している。
また、現在の不動産市場の停滞振りを、同氏は銀行が融資条件を厳格化していることが最大の原因となっていると銀行の姿勢に釘を刺している。