Baltic State : リトアニアのFlyLAL、ラトビアの競合AirBalticを提訴(リトアニア)
バルティックタイムズがリトアニアのFlyLALがラトビアの競合airBalticに対し、リガ及びヴィルニス空港での競合規制違反があったとして提訴する意向であると報じている。
FlyLALの大株主の1つであるZIA Valdaの株主Gediminas Ziemelis氏は、同社の顧問弁護士に独占禁止法違反の疑いがあるとしてairBalticを提訴する準備に取り掛かったと認めている。
FlyLALでは、airBalticがダンピングを行い、違法な低価格で顧客を挽き付けているとその理由を挙げている。
実際にairBalticのヴィルニスからリガへ向う航空券料金は、リガからの料金を著しく下回っており、airBalticが故意に低価格な航空券の販売を行っている。
airBalticは、昨年、ヴィルニス国際空港のシェアを36.1%にまで伸ばすことに成功し、FlyLALではシェア2位となる27.6%にまでシェアを落としてしまっている。