Baltic State : タクシー業は大変!(リトアニア)
Alfa.ltによると、リトアニアのタクシー産業が存続の危機にあるという。高騰が続くガソリン代により値上げせざる得ないタクシー業界では、顧客離れも相まって、いくつかの会社は事業から撤退することも視野に入れている。
Romertaのマネジャーによると、食料品価格の高騰も顧客離れを起す要因となっており、売上が50%近くも減少しているという。同社は運転手の解雇や料金の値上げをせざる得ないという。
また、カウナスのタクシー会社Greitas Taxiは、最近、1キロあたりの料金を1リタス(約47円)値上げし2.8リタス(約131.6円)としたが、それでもこのままなら破綻する可能性があるという。
クライペダのTaksomaも乗客がこれまで1日約300人あったものが150人程度にまで減少したとして、事業の先行きの悪化に不安を示唆している。