Baltic State : 通貨はこのまま独自路線という選択肢も(エストニア)
元財務大臣を勤めたTaavi Veskimägi氏がエストニアはユーロを平行利用することも模索してみてはとの私見を述べている。
Veskimägi氏によると、エストニアはユーロ導入路線を貫き、同時に今後10年間、現在の為替の換金比率を維持する(ペッグ制)ようにするのも一つの手段だと地元紙アリパエブが報じている。
同氏は、もしエストニアが2011年に導入を目指すユーロの導入条件の達成に失敗したとしたら、自国通貨を維持させながら、同時に交換比率を固定し、ユーロを平行利用することも選択肢ではないかと、最近の高騰するインフレ率によるユーロ導入再延期議論へ新提案を行った。