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Baltic State : 前代未聞の失態か?!(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2008-5-30 2:02:00 (627 ヒット)

昨年、投資会社Alta Capital Partnersが駄菓子メーカーKalev及び乳製品メーカーTereの買収に署名したが、その買収金額の支払期限が明日に迫っている。

地元紙アリパエブによると、Alta側では、約束した買収金額の調達に失敗しており、最終的にこの取り決めが破綻する懸念が擡げている。

昨年、Altaでは6億6000万クローン強(約69億3000万円)でのKalevとTereを買収することで合意していた。

同2社を売却し、既にメディアグループの構築に専念しているOliver Kruuda氏は、もし今回の売却そのものが白紙に戻ったとしたら、これまでに数百万クローンをメディア事業に投じている同氏としても、多くの計画に変更を余儀なくされる為、今後の動性が注目される。

しかしながら、Alta社のIndrek Rahumaa代表は、29日、Oliver Kruuda氏への入金作業を延期することを一方的に発表し、買収資金が調達できなかったことを認め、今後、買収金額について、再度、両者で協議を持ちたいと表明した。

投資家のJoakim Helenius氏は、支払の延期は茶番で、既に契約は破棄されたようなものだと指摘している。

同氏は、Alta側は損失を最低限に留める為にも、契約破棄の罰金を払ってでも今契約を白紙に戻すべきだと示唆している。

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