Baltic State : カレフ買収契約、白紙決定!(エストニア)
お菓子メーカーAS Kalevと乳製品メーカーTere Dairyの大株主であるOliver Kruuda氏が昨年投資会社Alta Capitalとの間で結んだ売却契約が白紙になったことを明らかにし、今後は新たな売却先を模索する声明を出している。
地元紙アリパエブによると、当初のM&A契約に従い、Alta Capitalは900万ユーロの契約破棄賠償金を支払うことになる。
Kruuda氏は、契約が白紙に戻ったことにこれまで契約に沿って全てをAlta側の意向に沿うように支払の延期にも対応してきたが、結果として合意が白紙に戻ったことへ遺憾の意を表明している。
Alta Capital Partnersは、今回の白紙発表に関し、改めて双方が新たな条件で合意に達すれば、今年下半期にも買収に応じたいと示唆している。