コペンハーゲン8
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Baltic State : 不動産大手の一角Pindi Kinnisvaraに脱税の嫌疑?(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2008-6-5 2:00:00 (636 ヒット)

エストニアの不動産大手の1社であるPindi Kinnisvaraが不動産ブーム期間中でも経営陣や従業員への給与等の支払額総額が他社と比べて半分以下であったという。

経済ニュースBBNによると、経営陣では月に最大2万2000クローン(約22万8800円)の給与を得、従業員に至っては月に5000クローン(約5万2000円)しか所得が無かった。業界平均からしても半額以下と異常な低賃金振りが指摘されている。

業界大手のArco Varaの経営陣が06年に平均20万4000クローン(約212万1600円)、従業員平均でも1万1862クローン(約12万3365円)の給与があったことからも疑わしい低所得振りである。

不動産ブームの最中、住宅査定部部門長のMargus Pilv氏の給与証明書では最低賃金しか支払われていないが、会社へは28万5000クローン(約296万4000円)の請求書が振り出されている。

税務署では、異常な低賃金ぶりに何らかな隠し事があると見ており、調査を進めるという。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。