Baltic State : 住宅ローン返済に困窮する世帯が急拡大(エストニア)
住宅ローンの支払いに困窮している世帯がこの1年で急速に増えている。
地元紙アリパエブによると、ハンサバンクの住宅金融部門のKersti Arro部長は、今年、同行ではいくつかの顧客に新たな担保を付足す事を求める作業を始めたという。
中央銀行資料でも、住宅ローンを持つ市民等の多くで支払に苦しむ家庭が増えていると統計上でも明らかになっている。
ハンサバンクで住宅ローンを借り入れた7万5000人強の内、約200人が90日以上の支払を滞っている。まだ、人数的には少ないが、今後は徐々に増加していくと見られている。
中央銀行のAndres Lipstok総裁は、返済に困窮する市民等にパニックになる必要はないとコメントを発しているが、実際に如何に現状を打開出切るかについての方法手段についての言及は出されていない。