Baltic State : 大手ホテルチェーン、タリンでなかなか提携先が見つからず(エストニア)
世界的なホテルチェーンBest Westernがタリンで提携先を模索してきたが、何とかホテル1軒が見つかったに留まっている。
同社フィンランド、バルト3国及びポーランドを統括するSaija Niemistö代表は、競争が激化する中、何とかタリンでも競争力のある提携先を探さなくてはならないとより積極的な提携戦略を続けると地元紙アリパエブが報じている。
Niemistö氏は、エストニア市場はこの数年間、目覚しい成長を達成してきた。これまでは独資で大手ホテルとの提携がなくてもやってこられたが、今後は激化する競争を前に競争力のある世界的な提携先が必要になると示唆している。
また、Niemistö氏は、タリンでは昨年新たに1000室が付け加えられ、これ以上の新しいホテルは必要なくなっている。今後は市場が安定化していくことになり、同社としては、エストニア国内に計7つのホテルと提携を結びたいという。
しかしながら、現在までの所、同社ではパルヌのホテル1つが提携に合意し、Best Westernの加盟店としてBest Western Pärnu Hotelの名の元で営業が始められている。