経済紙BBNによると、日本人事業家川邊俊雄氏が進める日本人シニア向けのビレッジ開発地の視察として、同氏が新たな投資家としてミサワ ヨシアキ氏を連れてRakvereを訪れたと地方紙Virumaa Teatajaが伝えたと地元紙Postimeesが報じている。
ミサワ氏は、川邊氏が手掛けるプロジェクトに投資し、また、既に川邊氏が設立したVistax ASの株式を購入したという。
今回が3度目のエストニア訪問となるミサワ氏は、昨年12月末に川邊氏と共同でSD Estonia OÜをそしてこの6月にErja Järvis女史とLibra Estonia I UÜ(リミテッド・パートナーシップ)という事業組織を立ち上げている。
川邊氏の代理人を勤めるErja Järvis女史は、『ミサワ氏は、ただ不動産を買うことに興味をもっているだけではなく、企業株へも投資する投資家』だとミサワ氏を説明する。
川邊氏が進めるカドリナパークビレッジ建設計画については、川邊氏は、同計画には多くの問題を抱えているとして、何かと時間がかかりすぎ、それにより事業継続の上で財政計画に大きな障害となっていると現状について説明している。
Erja Järvis女史は、これまで進めてきたホベダ(Hõbeda)でのビレッジ計画は、計画反対の意見が大きく、計画そのものを凍結し、これ以上はもう進めないと語っている。
川邊氏が進めるボヒニア(Vohnja)及びホベダ(Hõbeda)でのビレッジ建設計画へは、公開討議の場で、住民からは自然破壊や社会環境への悪影響が懸念されるといった意見が出され、計画当初から反対意見が多勢を占めていた。
地元住人らが川邊氏について疑いの目を向けていることを問われ、同氏は別段驚くことは無かったと言う。
Postimees(エストニア語):Skandaalne jaapani ärimees leidis leidis Eesti projektile uue investori
BBN(英語):Scandalous Japanese businessman found a new investor to the Estonian project