Baltic State : 経常赤字が縮小傾向に!(エストニア)
長らく続いた経常赤字が漸く縮小の方向に傾いている。エストニアの08年第1四半期の経常赤字は、過去3年間で最も少ないGDP比13.3%にまで縮小した。
中央銀行によると、エストニアは昨年最大GDP比で23.7%という物凄い経常赤字に見舞われていた。EU加盟以降では05年第4四半期に10.5%という最小を記録している。
LETAによると、国内需要の減退が昨年から始まり、今年もその傾向が続いており、今後も徐々に経常赤字は縮小していく方向にあるという。
08年第1四半期の経常赤字額は79億クローン(約845億3000万円)で、07年第4四半期の105億クローン(約1123億5000万円)から大きく赤字幅を縮小させている。