Baltic State : 企業価値、この半年で150億クローンも減少(エストニア)
地元紙アリパエブによると、タリン証券取引所で取引されている上場企業の時価価値がこの半年間で大きく値崩れを起こしているという。
昨年前半の好景気を背景に計20億クローン(約216億円)もの配当を出す一方で、株価は計150億クローン(約1620億円)も価値を失ってしまった。
インデックスは3年半ぶりの安値にまで落ちており、現在の株価水準は、実に2005年1月の株価と同等となっている。
この半年間の株の不信は、1997年の経済危機時と同様の下落を演じており、当時も半年間に150億クローンもの企業価値が喪失している。
当時と同じ株価の下落を経験中の現在の株式市場を第2の金融危機という声も上がっており、いつまで株価不信が続くのかと不安と不信感が市場を包んでいる。