Baltic State : 原発は早くても2025年(エストニア)
経済ニュースBBNによると、エストニアがもし原発の建設を始めたとしても2025年以降でないと建設には着手できないという。
経済問題省によるエネルギー予測に従うと、エストニアは原発を建設しない限り、外国からの天然ガスと電力輸入に大きく依存していくことになる。
現在、エストニアとしては、経済力を維持していく為にはオイルシェルの利用やエネルギーの輸入に依存せざる得なく、唯一の解決策として原発の建設が考えられるというエネルギー戦略が練られている。
実際に原発の建設が議会で了承されれば、200億クローン(約2160億円)という予算が必要となり、法律の承認は早くても2012年ごろにならざる得ない。そして、実際に建設となると、2025年以降にならざる得ないという。
エストニアのエネルギー戦略の懸念材料の一つは、5年以内にエストニアはエネルギー市場を解放しなくてはならず、またナルバにあるオイルシェル発電の一部施設の閉鎖を実行しなくてはならないことになる。