Baltic State : エストニア財務省、09年度経済見通しで超悲観的!(エストニア)
エストニア財務省が来年度の経済見通しを発表し、その中で想像以上に悲観的であることが明らかになった。
地元紙Eesti Päevalehtによると、09年の経済見通しは、これまでに経験したことのない先行き不安にあり、国家予算も大きく削減されることで景気は更に後退するという。
今春、同省では、今年の経済成長率を3.7%、そして来年度を6.4%成長と予測していた。
しかしながら、ここに来てその経済予測も下方修正せざる得なくなっている。
今年の第1四半期の経済成長率は0.4%に留まり、第2四半期もこの流れを引き継いだ。
政府は、支出削減をせざる得なく、来年度予算は更に20億クローン(約208億円)は削減しなくてはならない。これにより計110億クローン(約1144億円)が来年度国家予算から削減されることになる。
現在の来年度国家予算は963億クローン(約1兆15億2000万円)だが、更なる削減後には940億クローン(約9776億円)まで引き下げられると見られている。