Baltic State : 両親が児童に教科書を買い与えるのは憲法違反?!(ラトビア)
ラトビアで就学中にある児童を持つ親が自身のお金を使って教科書などのテキストを購入するのは児童の自由に教育を受ける権利に反することになるとオンブズマンが指摘している。
LETAによると、オンブズマンのRomans Apsitis氏は、憲法に従うと、ラトビアでの小中学校の教育は無料である筈だと指摘しており、現在子供を持つ親が教科書などを買わざる得ない現状は憲法に照らして矛盾しており、予算不足を早急に国家は解決する必要があるという。
議会決定で06年1月1日から学生及び教師1人あたり7ラッツ(約1600円)の教科書購入費用が宛がわれているが、実際の教科書代は不十分となっている。