Baltic State : 観光客はタリンよりリガか?!(エストニア)
エストニア政府がホテルなどのサービス業への付加価値税(VAT)を現在の5%から18%への引上げを模索する中、観光産業全体に大きな影響を及ぼさないか懸念が持ち上がっている。
地元紙アリパエブによると、VATの引き上げは観光客数が少なくなるだけではなく、ホテル経営自体が問題となる可能性があると指摘している。
エストニア・ホテル・レストラン組合では、VATを18%まで引き上げてしまえば、観光客はタリンからリガに流れる可能性が極めて高いとし、観光産業そのものの存続が危惧されると税率の引上げを反対している。