Baltic State : マネロン摘発!(リトアニア)
Alfa.ltによると、リトアニアの金融犯罪捜査局(FCIS)が3600万リタス(約16億2000万円)の資金洗浄の疑いで国境を跨ぐマフィア集団に所属するとみられる男性を捕捉したという。
FCISのSiauliai支局が詐欺と違法に資金を得たとしてヴィルニスから200キロほど離れた小さな村ドヴィリシュキス(Radviliskis)在住の2人(26歳と27歳)を捕捉した。
捕捉された2人は、銀行から出てくるところをFCISに捕捉されたが、銀行で5万3000ラッツ(約1150万円)を引き出していた。
FCISは、家宅捜査を行った結果、住宅にはラトビア企業が所有する乗用車と偽造書類、そして100ラッツ(2万1700円)及び1500リタス(約6万7500円)を発見した。
2名は、少なくとも12社の違法に取得したラトビア企業の書類を作成し、ラトビア企業の銀行口座から現金を引き出していた。
証拠として残された銀行書類により、一旦引き出した現金の一部を後日ラトビアの個人宛に再送金していたことが分っている。