Baltic State : ATMに安全性の問題!(リトアニア)
現金自動預け払い機、所謂ATMが安全上問題があるという。
バルティックタイムズによると、クレジットカードの犯罪が急増しており、特にATMを介した違法引き出しが問題化している。
同紙によると、現在稼動しているリトアニアのATMの実に30%以上で安全性のアップデートがなされていないという。
銀行は、システムのアップデートに巨額を投資する必要があるが、投資資金が巨額すぎ、二の足を踏んでいる。
最もシステム改善に前向きなのがSwedbankで、同行は全てのATMにEMT標準をクリアさせるように行内手続きに入っている。
同様に大手のSEBでも既に同行の全ATMはEMV標準をクリアしており、何ら問題ないとコメントを出している。
特に中小の銀行で新たな投資資金が不足している銀行でシステム改善が遅れているという。
現在、リトアニアには約1400台のATMが設置されている。