Baltic State : 防空壕の修復に12億円!(ラトビア)
ラトビア内務省が国内の防空施設を安全性に問題あるものについては全て破壊すると示唆している。
同省では、国内で万が一自然災害や何らかの技術的な危機、もしくは軍事行動によって国民の安全性に問題が懸念された際に利用する施設で既に安全性に問題のあるものを取り壊すと発表している。
LETAによると、全国にある311箇所の防空壕は既に技術的に使い物にならず、国民を救うことはできない状態だという。
もしこれらの防空壕を修理した場合、最低でも700万ラッツ(約12億1800万円)、そして年間130万ラッツ(約2億2620万円)の管理費が必要となってしまう。
また、同省によると、これらの施設を例え修復させたとしても、国民の5%しか逃げ込むことは出来ないという。
同省では、これらの諸条件を踏まえ、取り壊しを提案したと説明している。