Baltic State : 通貨を切り下げればエストニアの評価はガタ落ち!(エストニア)
地元紙Äripäevによると、大手銀行SwedbankのアナリストMaris Lauri氏がエストニアはこれまでに積み上げてきた評価を維持するためには、通貨の切下げではなく、デフレという選択を選ぶ方がいいと指南している。
通貨切下げのインパクトは大き過ぎ、国全体の経済を崩壊しかねないとして、デフレの方がまだマシだと同氏は見ている。
見通しでは、エストニアは今年度末までにインフレは止み、デフレがやってくると見られている。デフレになれば商品価格は下がるが、一方でガソリン価格や増税などのインフレ要因も強く、どれ程物価が下落するかは今後の様子見となる。