Baltic State : スカンジナビア航空、エストニア航空売却へ(エストニア)
地元紙aripaevによると、スカンジナビア航空(SAS)が事業戦略の変更を決定し、北欧市場に特化することを決めたことで、その他の地域での事業を全て売却することになったという。
SAS傘下にはこれまでに売却された企業を含むと、スペインのSpanair及びSpirit air、ラトビアのairBaltic、Air Greenland、英BMI、エストニア航空、スウェーデンのSkyways、Cubic and Trustなどがある。
SASは昨年40億SEK(約429億6000万円)の赤字を計上しており、あらゆる手段を講じても生き残りに励むという姿勢を見せている。
1月30日にはSpanairを1ユーロで売却しており、この同社売却でも既に7億1200万SEK(約76億2000万円)の損失を計上している。
これまでSASから短期融資を得ることで延命出来てきたエストニア航空もこれで生き残りが極めて不透明になってきた。