ELTAによると、08年1-6月期にヴィルニスを訪れた観光客が増加したことに伴い、ホテル滞在者数も14.2%増の28万6287人に達している。
統計局資料によると、ヴィルニスを訪れた観光客はポーランド、ドイツ、ロシア、イギリス、ラトビア、フィンランドという順で多かった。
ホテル稼働率も向上し、上半期平均は54.2%となり昨年同期の50.3%から4%近く改善している。
現在ヴィルニスのホテルは60あり、部屋総数は3473室に達している。
大手金融グループSwedbank Groupのバルト3国事業部統括部長Erkki Raasuke氏によると現在同グループの顧客の1%がローンの返済に困窮しているという。
つまり、100人に1人がローンの支払いに困っており、支払不履行であったり、支払の遅延が増えているということらしい。
経済ニュースBBNによると、Raasuke氏はこの支払不履行となる顧客の比率は今後倍増するとしながらも、激増といったことにはならないと同行では分析している。
Raasuke氏は、支払が滞る理由の一つに失業を上げており、失業することで収入が細り、結果、住宅ローンの返済が出来なくなるというパターンが多いと説明する。
LETAによると、リガのマンション価格が平均で4.8%下落し、1平米816ラッツ(約16万9000円)にまで価格は下落した。
不動産会社Ober Hausが昨年9月との価格を比較した結果、前年同期比では実に26%も価格の下落が見られたという。
同社によると、不動産の売買市場が停滞していることから、不動産オーナーは総じて売却を諦め、賃貸に回す傾向が強まっている。
市内中心の物件では、価格の下落が顕著となり、購入希望者の多くが光熱費なども踏まえてマンション選びを行っているという。
9月期の平均価格を見ると、1ベッドルームもしくは2ベッドルームの物件で1平米845ラッツ(約17万5000円)、3ベッドルームの物件で1平米788ラッツ(約16万3000円)といった価格帯で取引されている。
リトアニアの日刊紙Vakaru Ekspresasがクライペダでは紙媒体の中でも最も読まれている新聞で、且つ全土でも第8番目に入る人気新聞となっている。
ELTAによると、全国紙とSiauliu Krastasが国内の紙媒体の中でも人気が高い。
TNS Gallupがこの夏に行った市場調査の結果、Vakaru Ekspresasはこの夏の間に購読者数を1.5%増やし、他の媒体が平均で1.3%の増加に留まったのに比べて、部数を比較的多く伸ばす結果となった。
地元紙アリパエブが駄菓子メーカーのカレフ(Kalev)が粉飾決算を行い投資家を欺いていると報じている。
Alta Capitalによる第4四半期中のカレフ買収が中止されることが確かになる中、これまでカレフが提出していた収支内容が実態とはかけ離れたものであることが明らかになっている。
第4四半期の予想収支を踏まえてもカレフが提出していた収支内容が売上で2500万クローン(約2億3500万円)、収益で5500万クローン(約5億1700万円)も下回ることが確実となっている。
同紙では、どうすれば一夜にして売上や収益がこれ程の激減となるのか理解に苦しむといった論調で粉飾決算ではないかとの報道内容となっている。