今夏、ラトビアで貯金することが流行っている。
LETAによると、ハンサバンクのIvars Svilans広報部長が夏季の間に限った預金に人気が出ているといい、同行では休日貯金と銘打った『Ligo』という預貯金に7865万1000ラッツ(約187億9760万円)が集まった。
この水準は、昨年の夏に同行が集めた預貯金を30%も上回るという。
経済ニュースBBNによると、タリンで売られているフィンランド産の食料品価格が母国よりも極端に安い値札で売られているという。
タリンの方がヘルシンキよりも安値で売られていたのは、パン、クッキー、ミンチ、ビールなどで、Atriaのミンチは7割もヘルシンキの方が高く売られていた。
唯一つ例外的であったのは、著名チョコレート『Fazer』の一ブランド『Blue』でタリンの方が15%ほど高値の札が付いていた。
フィンランドの食品メーカーによると、両都市の価格差は、商品の競争力、労働賃金体系、販売戦略などのいくつかの理由が挙げられる。
創業154年の老舗化粧品メーカーDzintarsが08年上半期に313万ラッツ(約7億4800万円)の売上高を計上したが、昨年同期比では-26%となった。
LETAによると、売上減は、社内売上シェア最大のロシア向けで香水に関するいくつかの法律改正による規制変更があり、その影響をもろに受けてしまったからだという。
売上減の影響は下半期も続く見通し。
昨年、同社では上半期に840万ラッツ(約20億円)の売上高があり、06年時の同期よりも23%ほど売上を伸ばしていた。
08年第2四半期の不動産取引高が前年同期比で38%減となった。
経済ニュースBBNによると、第2四半期に117億4600万クローン(約1256億8220万円)の取引があり、昨年度の189億2600万クローン(約2025億800万円)からは大幅減となったという。
取引件数も昨年の1万7061件から1万4061件にまで減少した。全国で最も取引件数が多かったのは、首都圏であるハルユ地区で全体の3分の1となる5752件が集中した。
バルティックタイムズによると、ラトビアの金融・資本市場委員会がリトアニアの投資会社Invaldaに投資会社Baltikums Asset Managementの株式100%取得を承認したという。
同社は、Baltikums Asset Managementを中堅銀行Akciju Komercbanka Baltikumsから買収することになる。
Invaldaの昨年の収益は8680万リタス(約42億5320万円)に上っており、今後は更なる収益増がが期待されている。