エストニアの大手電力会社Eesti Energiaがラトビアでもシェアを35%にまで引き上げたいと積極的な戦略を展開しようとしている。
LETAによると、同社はバルト3国で電力市場シェアを更に拡大させたいと考えており、先ずラトビアでシェアの拡大を計るという。
バルティックタイムズによると、6月のバルト3国の失業率は欧州平均の6.8%を下回り、依然低失業率を続けている。
エストニアの失業率は4.1%で、リトアニアの4.3%、ラトビアの5.7%を大きく下回った。
ユーロ圏における平均失業率は7.3%であった。
タリン証券取引所によると、衣料品大手のSilvano Fashion Groupがフランスの下着メーカーS.A.R.L.の株式100%全てを買い取り、傘下に置くことを発表した。
今回のM&Aは、3130万クローン(約3億3500万円)だという。
最近の物価高騰に嫌気を刺してきた市民等がカードによる支払ではなく、現金払いを好むという傾向が増えているという。
地元紙Eesti Päevalehtによると、ガソリンスタンド、食料品店、家具屋、自動車修理場などで現金払いが増えている。現金払いを好む傾向は、カード払いだと手数料が取られてしまい、現金による支払いよりも高くつくことが理由だ。
しかしながら、エストニアの消費者保護局では、何度も支払い方法の違いで商品価格が違うことは違法だと何度も警告を出し続けている。
同局では、消費者からのクレームで現在ガソリンスタンドを調査しているといい、現金払いとカード払いで20セントの価格差が見受けられるという。
更に欧州委員会では、銀行がカード利用に対し徴収する手数料が欧州のレベルを大きく超えているとしてエストニアに何度も警告を発してきた。
エストニアでは、チャージカードなどでも平均1.5%の手数料を徴収しており、他国の0.5%や1%といった水準と比べても異常に高い手数料を取っている。
デジタル及びケーブルTVのIZZIが今年上半期の売上高が147%増加した432万ラッツ(約10億2800万円)となったことを発表した。
上半期の収益は98万3000ラッツ(約2億3300万円)となり、昨年同期からは2倍増となった。
LETAによると、同社は今年、870万ラッツ(約20億7060万円)の売り上げ目標を掲げており、同様の収益増を目指している。
IZZIの株主は投資会社Tella Capitalの1社で、IZZI Goup傘下にはIZZIの他にIZZI COM、IZZI FAO、DT komunikacijas、IZZI Ultracom、Com4tel Sakari、Maksinets、Fastnets、A-technologies、Eltra ITun Com4telなどがある。