買収合併で事業規模を広げているバルト3国最大となった酪農企業Agrowill Group ABが08年上半期に280万リタス(約1358万円)の損失を計上したと発表した。
ヴィルニス証券取引所によると、昨年同期に同社は2730万リタス(約13億2400万円)の利益を上げていた。
この半年間の売上高は19%増加した1870万リタス(約9億700万円)であった。
景気後退が鮮明になりつつある今、営業不振に苦しむ営業マンが増えている。特にコミッション比率の多い営業マンにとっては正に厳冬となっている。
コミッションや成績連動制給与、そしてボーナスなど営業成績に大きく左右される雇用契約を結んでいるサラリーマンにとってはかなり厳しいという。
経済ニュースBBNによると、ギフト広告会社Fifaaでは、昨年20〜30%の売り上げ増を果たしたが、今年は売上維持を目標とするしかないといい、今秋も営業成績が振るわなければ、雇用契約を見直さざる得ないという。
景気は今秋更に悪化すると見られていることから、雇用形態の見直しが相次ぐものと見られている。
NovoNewsによると、リガ市交通局がタクシー料金の値上げについて協議しているという。
当局では、現在の高インフレとガソリン代の値上がりを考慮するとタクシー料金の値上げも避けられないの方向で話し合いが持っている。
最終的な値上げを行うか否かの決定は、8月中旬にまで持ち越されることになる。
値上げを認める動きとなったのは、ラトビア就労者組合が現在のタクシー料金では利益は上がらず、値上げされるべきだとの声を上げたことになる。
今年は不景気となったことから、これまでにも多くのタクシー会社が破綻しており、運転手の多くが再就職先を探しているが、状況はかなり厳しいようだ。
ロシアのニュースサイトRegnumが2度目となるエストニアへの旅行やエストニア産の商品の購入ボイコットを呼びかける記事を掲載した。
ボイコットが呼びかけられた商品には、コカコーラやフィンランドのチョコレートFazerなどが含まれる。
昨秋、同サイトでは同様のボイコット記事を掲載したことがあり、これで2度目の反エストニア記事の掲載となる。
その他のボイコットリストには、Athena、Dzingel、Hermes、Salzburg、Stroomi、Trapp、Kalev SPA、Oru、Pirita Top SPA、Reval Hotel Olümpia、Susi、Tallinn City Hotel、Ülemiste HotelなどのホテルやSakuそしてA Le Coq ASなどのビールも含まれている。
ラトビアテレコム(Lattelecom )が8月1日から一般回線へ電話をかける場合には、頭に6をつけて下7桁をかけることを呼びかけている。
LETAによると、8月1日以降、これまでのように7桁だけをダイアルした場合には、最初に6をダイアルし、続けて残りの7桁をダイアルするようにテープが説明するようになっているという。
ラトビアでは、電話番号が既に飽和状態になっており、既に半分近くの電話番号の頭に6が付けられている。