LETAによると、ラトビア財務省では08年度のGDP成長率予測を当初の予測値から2%引き下げた5.5%に下方修正した。
同省では、当初、今年のGDP成長率を7.5%と予測していた。
また、今年のインフレ率については、下半期に入れば下降し始めると見通しを立てているが、通年では平均14.6%の高インフレになると試算している。
ロシアやフィンランドからの観光客が漸くエストニアも戻ってきたと経済ニュースBBNが報じている。
観光客の増加は、エストニアがシェンゲン協定に正式に参加したことで出入国が容易になったことがその理由ではと見られている。
この2月にフィンランドからの観光客は前年同月比で7.2%増となり、同じくロシアからは16.4%の急増となった。
ラトビアの大手お菓子メーカーLaimaがチョコレートの生産ラインを止めたとバルティックタイムズが報じている。
生産ラインの停止は技術的な問題が原因だと同社では説明しているが、情報筋の話では生産過剰で出荷出来ない製品が倉庫に溢れていることで生産調整に入っていると事情を説明している。
エストニアの不動産市場では、この3月に入り取引件数自体は1月2月を上回っているという。
地元紙Postimeesによると、不動産会社Uus Maa KinnisvarakonsultandidのAnnika Jakobson氏は、3月の不動産取引は1月、2月を上回っているが、不動産価格自体はこの3ヶ月間殆ど変化がないと示唆している。
エストニア最大の不動産開発グループ メルコ(Merko Ehitus)が企業を2分割し、それぞれを証取に上場させることを示唆している。
経済ニュースBBNによると、同社の事業2分割は、同社への犯罪調査が進む中、株主及び顧客への影響を最小限に留めたいとする意向により決定したという。
同社は、現在、エストニア及びラトビアで違った事案でそれぞれ警察に経済犯罪の嫌疑がもたれている。