特別査察サービス(Special Investigation Service)が行った調査によると、個人、法人共に賄賂を渡すと物事が上手く進むと信じているという。
詳細を見ると、最も腐敗しているとされたのが医療で、個人の62.7%、法人の48.6%が医者や医療関連の専門家にお金を渡す機会が最も多いとされる。
次に警官の汚職が酷いとされ、個人55.2%、法人45.2%が警察の汚職を必要悪だと見なしている。そして政界も同様に汚いと見られており、個人の40.9%、法人の38.9%が政治は腐敗していると感じている。
腐敗に肯定的な声を挙げる多くは、賄賂を渡せば問題解決が早いと考えており、8割近い人々が賄賂の力を認識している。
SIA Willbrook Managementがリガの中央駅近郊に1億5500万ラト(約365億円)を投じ、新たな住宅開発を行うことを発表した。
不動産開発は、Lacplesa通り、Birznieks-Upisa通り、Visvalza通りに跨る地区で行われ、敷地面積は15万2000平米に達する予定。
計画では、商業スペースを隣接した何棟ものマンション群とホテル、オフィスビルなどが建設されることになっている。
現在、同社はホテル運営会社とホテルの運営についての協議に入っているという。
順調に建設が進めば完工は2011年になる。
ラトビア人の19%が今後12ヶ月間に経済が改善されると期待を寄せているとユーロバロメーター(Eurobarometer)の調査で判明した。
同調査でバルト3国各国の将来経済への期待度の高さが明らかになっている。エストニアとリトアニアの両国では国民の29%が今後12ヶ月間に経済環境は好転すると期待しているという。
EU全体では、06年秋調査では20%が経済が好転すると答えたが、今回は15%に留まり、35%が悪化すると悲観的な声が強くなっている。
ヴィルニス国際空港の新旅客ターミナルは今秋既に完工しているにも拘らず未だにテープカットが行われずにある。
工事に携わったスペインからの季節工によると、新ターミナルの開港は技術的な問題から延期されたままであるという。
同空港では、旅行者が増えるクリスマス前までには何とか開港させたいと問題解決に躍起になっている。
今年ロシアからエストニアを介した中継貿易が40%も減少し、経済成長が急速に減速したが、それも最悪期は既に終えたとハンサバンクのシニアアナリストMaris Lauri氏が示唆している。
同氏によると、第3四半期の投資も引き続き減少したことで第4四半期もしくは08年第1四半期までは影響が出ると見られるが、原油の中継貿易が急速に減少したことでエストニア経済への影響は実際に小さいものではなかったが、こららは新しいことではなく、それらの最悪期は既に峠を越しているという兆候が見られるという。
事業者の悲観論は徐々に後退し、再投資への動きが見え始めていることから、春先か初夏には楽観主義が浮上すると見られている。