TietoEnatorとIf Insuranceは、If社のバルト3国におけるサーバー部門をTietoEnatorへ売却することで合意した。
両社の合意事項は、If社の全てのバルト3国での申し込み処理事業を引き受けるというもので、現在エストニア、ラトビア、リトアニアに計840人の管理者がいる。
今回の合意は、実はこれまでに両社で契約していた北欧での契約内容の延長という扱いとなっている。
契約では来年1月3日からTietoEnatorは事業を引継ぎ、2001年8月31日までの契約期間となっている。
TietoEnatorは、世界30カ国に1万6000人の社員を抱え、また、If P&C Insuranceは北欧の大手保険会社とされ、契約者数360万人を誇っている。
エストニアのカジノ最大手オリンピック社(Olympic Entertainment Group)のAndri Avila執行役員がウクライナ当局からキエフでのカジノ営業の許可が得られないことへ楽観的な見通しを示唆している。
Avila氏は、ウクライナは市場経済に基づいた民主国家であるとメディアに語りウクライナ当局を牽制する発言を行っている。同社のウクライナでの収益は、グループ全体の6.4%を占める1億700万クローン(約11億1300万円)となっている。
現在、ウクライナには2000軒ものカジノがあり、キエフ市政府は魚介の健全化を目指して2年前からカジノ免許の条件を厳格化することを決定している。
同社では、キエフ中心部で数店のカジノを営業しており、事業の拡大を狙っている。
ファッションメーカー大手のアプランガ(Apranga Group)が07年1-10月期に2680万リタス(約12億600万円)の税引き前収益を計上し、前年同期比で47.3%増を記録した。
同グループの1-10月期の売上高は3億9260万リタス(約176億7000万円)となり46.9%増を記録している。
国別で見る売上高増加率は、エストニア28.3%増、ラトビア54.8%増、リトアニア46.8%増となっている。
また、同社では今年の見通しを変更し、売上高4億3500万リタス(約195億7500万円)、収益3250万リタス(約14億6250万円)とそれぞれの当初の見通しを引き上げている。
Ventspils nafta Groupの07年1−9月期の収益が3530万ラトに上り、06年同期比で6.7倍となった。売りが出高も6280万ラトとなり、同じく20%増を記録した。
同社の高収益の背景は、オランダの Vitolが事業参加したことで大きく営業体系が変わり、傘下のVentspils nafta terminals Ltdの収益が大きく改善したことにある。
07年初めからVentspils nafta terminals Ltdの取り扱い量が大幅に増加しており、1−9月期に既に原油及び石油を101万トン取り扱っている。06年同期には620万トンの取扱量であった。
同社は、この9ヶ月間に720万トンの軽油、140万トンのガソリン、140万トンの原油を取り扱った。
国家価格エネルギー管理委員会はガス会社のLietuvos Dujosに一般世帯向けに最低69%の値上げを認める決定を出している。
同委員会では、Lietuvos Dujosが求めた一般世帯向けのガス価格の値上げを承認し、これにより800平米の住宅向けのガス価格は税込みで1平米1.69リタスが課されることになる。
800〜2万平米の住居へは75%の値上げとなり、ガス料金は1.33リタス/平米が徴収される。また、それ以上の規模の住宅には、76%値上げされた1.32リタスが課される。