エストニア統計局によると、この9ヶ月間にエストニアの滞在施設を利用した外国人旅行者数は110万人であった。昨年同期比では実に4万2000人の減少となる。
半数以上となる観光客はフィンランド人で、依然、エストニアの観光業がフィンランドに大きく依存していることが明らかになっている。
また、フィンランド人の観光客数は、3万7000人の減少であった。
フィンランド以外では、スウェーデン、ドイツ、イギリス、ロシアからの観光客も多いが、客数自身はフィンランド同様昨年よりも減少した。
一方でノルウェー、ラトビア、リトアニアからの観光客数は昨年を上回った。
格付け会社スタンダード&プアーズがウクライナ国内の銀行数が今後減少される方向にあると業界の統合が進むことを示唆している。
同社では、今後2年間に一定の銀行が買収合併されることになるとウクライナの銀行業界の変容を予測している。
リトアニア統計局によると、リトアニアの貧困率は20%に達しているという。
統計資料では、06年度に貧困生活と判断された市民数は68万人に達し、貧困層の所得水準は、独身437リタス、夫婦に子供2人の世帯で918リタスとされる。
また、片親世帯の貧困率が最も高く、片親世帯の42.8%が貧困層にある。その他には就労者の10%、失業者の61.4%が貧困層に入っている。
米マクドナルドがバルト3国での事業をマルタ籍企業であるPremier Capitalへ売却しようとしている。
リトアニアの競争委員会では、Premier Capitalからマクドナルドのバルト3国事業所株100%を買い取る申請書を受け取ったことを認めている。
Premier Capitalでは、先ずラトビアでの事業を買収し、続いてリトアニア、エストニアの事業を買い取る手順になっているというが、売買契約書はまだ作成されていないという。
アクロポリス・ショッピング・モール(Akropolis Shopping Centre)の07年1-9月期の売上高が12億3000万リタス(約665億7000万円)に上り、57.5%増を達成した。
首都ヴィルニスのアクロポリスでは、この9ヶ月間に訪問客数は1140万人に達し、昨年同期比で12%増となっている。同じくクライペダでは前年期比10%増の870万人の訪問客があり、この4月に開園したばかりのカウナスでは既に600万人の訪問客があった。
昨年、アクロポリス社の総売上高は11億リタス(約484億円)あり、今年が既に16億5000万リタス(約726億円)に達していることから、年間でも大きく昨年度の売上高を上回ることが期待されている。