エストニアの大手ファッショングループSilvano Fashion Group(SFG)がリトアニアのUAB Linret LTを買収合併したことを発表した。
買収したLinret LTは、リトアニアでブランド名Amadeaで16店舗(ヴィルニス4店舗、クライペダ3店舗、シアウリアイ4店舗、カウナス3店舗、マゼイキアイ1店舗、ウテナ1店舗)の高級ランジェリーショップを経営している。
今回のM&Aにより、SFGのリトアニア国内での売上高は既存店3店舗をはるかに上回る店舗数であることから急増することは明らかとなっている。
UAB Linret LTの06年度の売上高は140万ユーロで、今年はこれまでの上半期に75万1000ユーロを売り上げている。
買収の結果、SFGは、7カ国(エストニア8店舗、ラトビア6店舗、リトアニア19店舗、ベラルーシ20店舗、ウクライナ一店舗、ポーランド8店舗、ロシア32店舗)で94店舗を展開している。
この8月の小売販売総額が46億クローン(約480億円)となり昨年同期比で13%の増加を記録した。
エストニア統計局によると、8月の商店における商品販売は15%増とこれまでにないいい結果を残している。
食料品販売に関しては、昨年8月からは12%増加しており、小売販売で全体の50%近くを占めることから小売販売総額全体へ大きく影響を及ぼしている。
衣料品販売は、好調な勢いを続けており、年初からこれまでに31%の増加となっている。
政治家やお役人の資産公開に基づき、06年度に33人ものリッチな議員の存在が明らかになっている。
この人数は、実際には05年に引き続き、同数となっている。
議員で最も裕福とされるのは労働党所属のAntanas Bosas氏で資産は6300万リタス(約28億3500万円)となっている。
Valdas Adamkus大統領は、自身の銀行口座に10万6000リタス(約477万円)の預貯金がある一方で、大統領夫人のAlma Adamkiene女史は110万リタス(約4950万円)の貯金があるという。
衣料品大手のApranga Groupが今年年初からの9ヶ月間に3億650万リタスの売上高を記録し、50.9%増の売り上げ増を達成した。
同社のラトビア法人では53.7%増の売り上げ増を記録し、リトアニアでは51.4%増、そしてエストニアでは40.5%増をそれぞれ記録している。
9月単独では、グループ売上は、47.3%増の4590万リタスを記録した。Apranga Groupでは、この3ヶ月続けて過去最高の売上高を更新し続けている。
地域開発省のAigars Stokenbergs大臣が今年のインフレ率が14〜15%に達する可能性があることを示唆している。
同相は、インフレ率が15%近くまで高騰する可能性を食料品やエネルギー価格の高騰などを踏まえるとありえる話だと分析し、この高インフレに対応できる方策は見当たらないと悲観的な見通しを示唆している。
ラトビアでは、この8月のインフレ率が10.1%を記録し、商品価格は8.7%、サービス価格も13.9%の値上がりが記録されている。