6ヶ月物の短期金利VILIBOR(Vilnius Interbank Offered Rate)が過去最高値近くまで上昇している。
6ヶ月物の短期金利は、23日に5.43に達し、2002年1月2日の5.48%まであと少しと迫っている。
07年年初には、同金利は3.90%に過ぎなかった。 VILIBORの上昇により、リタス建ての融資が大きく影響を受けることになる。
リトアニアではユーロ導入が延期したことでリタス建て住宅ローンへの申込者が増加してきたが、現在の金利高である程度の消費行動の制約が成されると見られている。
CDメーカのBaltic Optical Discが世界的なレコード会社13社に対して、49万4000ユーロの賠償金を支払うことをヴィルニス裁判所が下している。
賠償金は、EMI Group、Sony BMG Music Entertainment、Universal Music Groupなどの子会社へ支払うことになる。賠償金の他にも5000ユーロの法務経費も肩代わりする必要がある。
ヴィルニス裁判所は、Baltic Optical Discに対して2001年度に21万枚もの著名バンドの音楽を著作権を無視して無許可で生産していたという。
しかしながら、Baltic Optical Discは今回の決定を不服として、控訴する姿勢を示している。
ラトビアの運輸大臣Ainars Slesers氏が今週アイルランドの格安航空ライアン航空が首都リガを東欧のハブ(拠点)とする可能性について示唆している。
実際に同社がリガをハブ化した場合には、同社はリガ国際航空最大のキャリアとなり、airBalticを追いやる可能性を秘めている。
空港データによると、airBalticとライアン航空の両社は、07年7ヶ月間のリガ空港利用者数で最大を競っており、両者の利用者割合は、airBalticが44%、ライアン航空が26%となっている。
長期間失業率が06年度に2.8%まで低下したことでEU27カ国平均3.6%を大きく下回った。
高経済成長化にあるエストニアでは、昨年失業率は引き続き改善を続け、就職活動も短期間で仕事先が見つかるという経済環境となっている。
06年度の長期間失業率は、EU内ではスロバキアが最高で10.2%と高く、次いでポーランド7.8%と続いた一方、デンマークでは0.8%、キプロス0.9%とほぼ完全就労を達成している国も出ている。
中央統計局の調査によると、国内の就労者数の22.5%が法律で定められた就労時間を大きく上回る長時間就労を強いられていることが明らかになった。
ラトビアの法律では1週間に40時間の労働と定められている。就労者の62%が週に40時間の労働があり、13.2%が規定以上の労働時間働き、22.5%が法律を大きく上回る労働時間、就労についている。
就労時間を大きく越えて就労するこの傾向は、その多くが所得増を目的に長時間就労についている為と見られている。



