タリン市カウンシルのメンバー委員Rene Reinmannに学歴詐称の疑いがかけられている。
Rene Reinmann氏はサンクトペデルブルグ国立大学から学位を得ているとこれまで語ってきたが、大学の方からは1997年とされる同氏の卒業年度に同姓の卒業者はいないと明言されてしまった。
同氏はこれまでにもいくつもの犯罪が問われてきたが、この7月に同委員に選ばれていた。
出版社大手のAS Ekspress Gruppが07年上半期の売上高が5億2700万クローンとなり、前年同期比で18%増となった他、純利益は16%増であったことを発表した。
グループの純利益はこの半年間に5120万クローンとなり、昨年同期より16%の増加に留まった。
大幅な収益増を期待する声もあったが、広告業の伸びが26%と最大で、主要部門の新聞、雑誌の販売が思うより伸びなかった。
Eurostatがラトビアの首都リガで行った調査によると、回答のほぼ半数がリガで好条件の仕事を見つけるのは難しいと回答しているという。
調査対象となった欧州54都市の中で、大半で好条件の仕事はなかなかないと答えている。ただし、プラハ、コペンハーゲン、ダブリンなどでは70%以上の回答で仕事は見つけやすいと答えている。
リガ市民の間では、回答の31%が全く持って好条件の仕事は見つからないと感じ、18%で難しいと感じているという。一方で24%がそれ程難しくはないと答え、11%で容易に探せると回答している。
TNS Emorが行った市場調査でエストニア人の間で仕事をするならどの企業がいいかとの聞き取りで金融、建設、観光業などに人気が集まった。
最も票を得たのは、船会社で観光業も営むタリンクで、次いでハンサバンク、携帯電話会社EMTの順となった。
長らく公務員職に人気が集中してきたが、最近の好景気に押され、この所はより賃金が高い民間企業に人材が流れるようになっており、特に若者の間で、高収入の職種に人気が集まる傾向が顕著となっている。
今年上半期に会計監査前としながらもリトアニアの中堅大手銀行であるUkio Bankasグループが4510万リタスの利益を計上した。利益はこの1年で2.54倍も拡大している。
07年上半期の同グループの収入は1776万4000リタスと報告されている同行の純利益は5000万リタスで昨年同期の1660万リタスから実に3倍増となっている。
グループ資産は、21%増加した38億8000万リタスとなった。