フィンランド企業CityconがタリンのMagistralショッピングモールの買収へ向けた最終協議が纏まったと発表した。
Cityconでは、同モール買収に1650万ユーロを支払い、その他にも8500平米の建物の権利取得に200万ユーロを支払うことで合意した。
MustamaeにあるMagistralは2000年創業でフロア総面積は9450平米に及ぶ。モール内には50店舗近くが入居しており、2006年度には360万人もの来客が会った。
Cityconは、20ものモールを所有しており、スウェーデンに8つ、バルト3国に3つそれぞれモールを傘下に置いている。
ドバイ証券取引所を傘下に置くDubai International Finance Centre(DIFC)がバルト3国の証券市場を運営するOMXを買収提案を行う意向だたと示唆している。
英日刊紙Daily Telegraphによると、DIFCが提案した買収金額は1株250(SEK)スウェーデン・クローネと見られ、米ナスダックが提案した1株199SEKを大幅に上回る。
ナスダックでは、この5月にOMX買収の提案を行っており、OMX側とも買収合意に至っていた。
ナスダックの買収案では、現金と証券を合わせて、総額251億SEKが見込まれている。
OMXには1451人の社員がおり、昨年の売上高は3億9930万ユーロに達していた。収益も1億3400万ユーロを計上している。傘下に置く証券市場は、コペンハーゲン、ストックホルム、ヘルシンキ、レイキャべク、リガ、タリン、ヴィルニスの7証券取引所である。
医薬費の大手のOlainfarmの大株主であるValarijs Maligins氏とSalvis Lapins氏が持ち株の一部を投資ファンドへ売却したという。
同社会長であるValarijs Maligins氏と財務部長のSalvis Lapins氏のそれぞれが持ち株を放出したことになる。
現在、Olaifarm株は過去最高の水準にあり、年初の株価2.45ラトからも20%の値上がりで、今では3.05ラトの水準にある。
両氏が放出した株式数は19万7000株に達し、売却額は1株3.02ラト、総額で59万5000ラトに及んだと見られている。
2006年度の世帯支出が05年度に比べて21%も拡大した。
世帯支出は、平均155ラトに上り、21%の増加となる。この支出の増加は、都市部の21%、地方の20%とどちらもほぼ同様の伸びとなっている。
中央統計局の資料によると、昨年の所得増が23%の増加であったことから、所得が増えた分、支出も増えたという構図となっている。
都市部の支出額は172ラトで、リガでは201ラトであった。地方では119ラトとリガの6割の水準に留まっている。
ロシアがPrimorskからバルト海の港まで最低1日100万バーレルを輸送できる新たな石油パイプライン建設の計画があることを示唆している。
ロシアでは、現在、総距離1000キロにも及ぶロシア−ベラルーシ国境近辺のUnechaから始まり、Primorskまでを通すパイプラインの計画が進んでいる。
新パイプラインは、既存の欧州向けのDrunzhbaパイプラインの代わりとして利用することになる。
Druzhbaパイプラインは、この6月の輸送量が23%減少した日産120万バーレルにまで低下しており、徐々に輸送量を減らしていくものと見られている。