ポーカーゲーム・マガジンBluff Europeがエストニアの首都タリンが欧州第3位のポーカーのメッカと評価した。
タリンは、ロンドン、ダブリンに次ぐ第3位で、カジノのメッカ、モンテカルロやバルセロナを上回った。
Bluff Europeの評価基準は、ポーカーゲームが出来るロケーション数、ポーカーゲーム数、そしてゲームに関する法律などを基に順位を決めている。
同誌によると、タリンの高評価の一つは、北欧に多くのポーカープレーヤーがいるにも拘らず、自国では規制が厳しく遊ぶ場が少ないことから、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド人等がタリンまで足を運ぶことが背景にあるという。
英誌エコノミスト最新版がエストニア、ラトビア、リトアニアが冷戦時代の西ベルリンの様な環境に置かれていると現状分析を載せている。
バルト3国は各国とも小国で、クレムリンの圧力を必死に耐えているように見えている。最近では空域に関してクレムリンと衝突しており、力を増し始めているロシアと如何に対峙していくかが課題となっている。
エコノミストでは、冷戦時代のように、バルト3国が西側諸国から強力な支持が得られれば、上手く対応することが出来るかもしれないと紹介している。
週刊紙Veidasによると、リトアニアの大富豪上位30人強の資産額が1億リタス(約48億円)を上回っているという。
国内で最も大富豪とされるNerijus Numavicius氏はVilniaus Prekyba Groupの大株主で資産額は10億リタスに達している。
その他には、Achema Groupの大株主Bronislovas Lubys氏とMG Balticの株主Darius Mockus氏が資産額がそれぞれ8億リタス、7億リタスとなっている。
また、Viciunai Groupの大株主Visvaldas Matijosaitis氏やUkio Bankasの大株主Vladimiras Romanovas氏も7億リタスを超える資産を成している。
世界的に著名ないくつかのホテルが近い将来リガに進出するかもしれないという。
Colliers Internationalのバルト事業代表であるMihail Morozov氏がヒルトンホテルやインターコンチネンタルがリガへの進出を模索していると示唆している。
その他にもハイアットホテルもリガで事業を展開することを目指しており、09年秋にもホテルをオープンさせることになっている。
リガ国際空港が2006年度に96万ラト(137万ユーロ)の収益を生み、05年度期比で4.7倍を記録した。
同空港の広報部長Martins Langrats氏は、売上高が05年度期比で21%上昇し、1623万ラトとなったことが収益を押し上げたと明らかにしている。
搭乗客数も33%上昇しており、04年度に導入した空港利用料の引き下げ政策が成功した証だと見られている。
同空港では、今年300万人の搭乗客を予測しており、近い将来に1000万人、長期的には3000万人を目指していきたいとしている。