大手銀行SEB VilniausのAudrius Ziugzda代表は、過熱する経済がリトアニア経済を脅していると信じられていることはナンセンスだと述べている。
同代表によると、リトアニアは2010年にもユーロを導入することが出来るとして、政府はより有効な努力を講ずるべきだと政府の姿勢を糾している。
同代表は、確かにリトアニア経済は過熱しているかもしれないが、既にいい方向に進んでいると危惧を深める必要はないと示唆している。
マスターカードが行った経済の安定性、法整備及び政治的環境などに関する最新調査で、モスクワはビジネスを行うには最も不向きな都市と評価された。
世界で最も金融の自由化がなされているロンドンが世界一位となり、次いでニューヨーク、東京などが続き、モスクワは調査対象50都市中の最下位となった。
モスクワよりも上位とされた都市は、ワルシャワ、サンパウロ、ヨハネスブルグなどであった。
モスクワ市政府は、今回の調査結果に対して、調査手段などが不十分であったのではと調査の仕方に疑問を投げかけている。
実際、モスクワと同等の評価に留まった都市にはサンパウロや49位となったムンバイなどがあり、その理由として、主に政治環境、経済の安定性などに不安があるなどと挙げられている。
リゾート街、パルヌでワンルームマンションを借りると月8000クローン(8万円強)からでしか借りられないという。
市中心部で内装が完璧な2ルームのマンションなら月1万クローン(10万円強)もするそうで、オフシーズン時の家賃の3倍もの家賃が夏季には必要となる。
レンタル客の大半は外国人で、スウェーデンやドイツ人が多く、一般的に数週間のレンタルが中心だととう。サイズが大きい高級マンションであれば、家賃は2万クローン(20万円強)を上回るものある。
一般的なマンションであれば、実際の所、一晩1000クローン(1万円強)から1500クローン(1万5000円強)でレンタルすることができる。
投資顧問のKIT Finance Europeがどの地元投資会社も行ったことのない大規模な投資計画があることを示唆している。
KIT Finance Europeは、今の所まだエストニア国内で一切の顧客を抱えてはいないが、事業開始と共に機関投資家や投資家にサービスを開始する意向だという。
同社のMikk Raidma執行役員によると、ターゲットとする顧客は、一般投資家ではなく、最低でも50万クローン(500万円以上)以上を動かせる投資からに限るとしている。
07年第1四半期の平均時給が35%も上昇した。最も人件費が高い業界は金融業界で、時給計算は6.67ラトとなり、次いで電力、ガス、水道などが4.4ラトとなった。
時給が急上昇しているのは電力、ガス、水道業界の44.3%で、時給計算では1.35ラトも上昇している。
また、都市別で見ると、最も人件費が高い都市は、首都のリガで、1時間3.18ラトを稼ぐことが出来る。