07年1−5月期の乗用車販売台数が06年同期比で37%強の増加を記録している。この5ヶ月間に販売された乗用車数は1万3757台に上り、昨年同期より3700台上回る結果となった。
この状態で乗用車販売が継続していけば、4年以内にエストニア人、2人に1人がマイカーを所有することになる。
Aigars Kalvitis首相がラトの切り下げは期待外れになると強気の姿勢を強めている。
Kalvitis首相は、経済危機懸念払拭のための通貨切り下げ策は、Kalvitis内閣自身もしくは中央銀行が模索することは選択肢にないと示唆している。
また、経済省もラトの切り下げは現在の経済環境を悪化させるだけだと切り下げは否定的な見方を示している。
消費意欲過多による高インフレが懸念されるラトビアでは、消費者は所得の3分の1以上を消費しており、消費旺盛によって輸入が急増したことでこれまでラトビアの競争力が激減してきていることが懸念されている。
06年度の純利益が05年度期比で2.5倍となる59億6500万ドルとなったことをノリリスク・ニッケルが発表した。
販売高は61.11%増の115億5000万ドルに達し、鉄鋼価格の高騰が同社の利益を押し上げる格好となった。営業利益も2.2倍増となる70億2400万ドルに上っており、税引き前利益は、同じく2.1倍となる67億7700万ドルであった。
スウェーデンの大手銀行の一角スウェドバンク(Swedbank AB)がロシア国内での外国為替取引及び銀行間融資を今後3ヶ月間の間できなくなったと発表した。
ロシア中央銀行は、スウェドバンクがマネロンに連なるロシアの連邦法及び規制に反したとして、同行のロシア国内での活動に規制を入れることにしたとしている。
今回の規制により、一般銀行業務、為替取引、銀行間融資、新規事業などあらゆる面で影響が出ると見られている。
スウェドバンクは、この数年ロシアやウクライナの融資市場に打って出ており、スウェーデンとバルト3国の顧客合計890万人に対し、今後4〜6年でロシアだけで100万人の顧客獲得に力を入れていくとしていた。
今回の規制には、スウェドバンク傘下でエストニアのハンサバンク(Hansabank)のロシアでの活動は外れていることから、大きな影響は出ないと見られている。
スウェドバンクとハンサバンクのロシアでの資産総額は、ハンサバンク資産の実に5%を上回る規模に達している。
ラトビアでまだまだ自動車ブームが続いている。ハンサ・リース(Hansa Leasing)によると、購入希望者が依然高い水準にあり、、需要は当分続くと見ているという。
業界では、いつ国が新たな政策を打って個人消費の締め付けを始めるか判断がつかないことから、今の内に購入できるものであれば購入してしまえといった傾向が見て取れるという。
同社によると、小型車の人気が高まっており、販売された乗用車の34%が小型車で、中型車42%、そして大型及びスポーツカーが14%などの構成となっている。