07年第1四半期の平均給与が1万322クローンとなり、時給ベースでも62.02クローンに達している。
エストニア統計局によると、06年第1四半期との比較で月給、時給とも20%の上昇となった。
月給は、この1月には9875クローンであったが、2月期に1万クローンを上回る1万307クローンに達し、3月には1万818クローンとなった。
教育省が現在エストニアビジネススクール(EBS)が入っているタリンのLauteri Streetの建物を売りに出している。
売却希望価格は1000万クローン(約1億円)で、EBSは36年間の建物買取の為の優先権を得ている。EBSのMadis Habakuk代表は、同校として買収するかどうかを決定はしていないという。
ラトビアの大手医薬品メーカー オラインファーム(Olainfarm)が新たなアンプル製造ラインに1500万ユーロを投じる計画だという。
アンプルは、注射液などに使われる。
同社では、現在新たな製造ラインの構築に取り組んでいる。今回の新ラインには、デザインが完成するまでライン構築スケジュールは決まっていないが、投資額としては、1500万ユーロは必要だとする予算付けだけはしているという。
新ライン完成目標は2010年で、完成すれば、現在の製品と合わせて7つ以上の違ったアンプル製品を製造できるようになる。
また、同社は24日にISO14001を取得したことを発表している。
サニタス(Sanitas Group)の07年1-4月期収益が848万リタスに上り、前年期比で7.4倍の増益を上げている。
1-4月期の売上高は、5.2倍増の1億769万リタスとなった。
4月期単独の同社の収益は、9.6倍増の227万リタスと驚異的な伸びを記録している。同時に4月期の売上高も6.3倍増の2913万リタスであった。
格付け大手スタンダード&プアーズ(Standard & Poor's)がリトアニアの与信見通しを経済への懸念要因を理由にこれまでの安定からネガティブへ下方修正したことを明らかにした。
これに従い、他者の同様の動きに出ると見られ、リトアニアの格付けが下方修正される可能性が高まっている。
07年度も昇給、借入れをベースとした急速な経済成長などの流れは06年から変わっていないという。