昨年、エストニアで2000万クローン(約2億円)以上の所得を得ていたの人が10人もおり、各自、世間体を考え、目立たないようにしているという。
巨額の所得を得た市民の大半は、その所得を証券や不動産売却などで得たという。06年度には、実際に700人余りが100万クローン(約1000万円)の所得を得ており、その内の13%もが100万クローン以上の税金(所得税)を納めている。
国内最高の所得を得たと見られるのが、1億クローン前後の所得を得たとされるAnatoli Demenko氏で、同氏は傘下のPolyform工場を昨年末に露サンクトペデルブルグのビジネスマンAndrei Katkov氏とJevgeni Malov氏に売却している。
その他に高給取りとしてAndrei Korobeinik氏の名前が挙がっており、同氏は運営していたWebサイト、rate.eeを国内最大手携帯電話通信会社EMTへ4000万クローン程度で売却している。
そのKorobeinik氏だが、同氏はエストニア最高の高給取りは、スカイプの創業メンバーの何れかかプレイテックのRain Kivistik氏ではないかと私見を述べている。
ラトビアの銀行業界では、収益の多くを年々倍増する融資からの金利収入が占めている。
金融資本市場委員会(FKTK)によると、銀行では個人、法人向け融資からの金利収入がこの第1四半期に総額1億7660万ラトに達し、77%の伸びを示している。
この収入額は、全行の総収入の79%を占めるに至っている。
国内の最低賃金基準を調査研究する政府部会の一つが、最低賃金を税引き前平均給与の最低でも60%とするスキームを政府へ提出することを計画している。
同ドラフトによると、09年には平均賃金は賃金平均の6割を上回ることになる。同案が承認された場合、最低賃金は1043リタスとなり、現行より400リタスも増えることになる。
統計局によると、今年第1四半期の税引き前賃金の平均は1738リタスとなっており、また、最低賃金は600リタスが認められている。
5月末にアイルランドの格安航空会社Aer Lingusがダブリン-ヴィルニスを就航させる。
同社によると、ヴィルニスからダブリンへのチケットは、空港税を除いて330リタスで売りに出すとしている。同社のリトアニア路線は20個めの路線となる。
また、就航記念として、ダブリンからヴィルニスへの初便は29ユーロ(100リタス)で販売するとアナウンスされている。
国内大手銀行VTBの株取引が29日停止されている。
ロシア連邦金融市場サービス(FFMS)は28日遅く、同行株が53%もの株価高騰となった取引の背景を分析するとして29日の同行株の取引を停止することを明らかにした。
同行株は28日のMICEX寄り付き時にIPO価格を28%も上回る価格で取引が始まっている。
取引5分後には、同行株は10.9%もの値上がりとなり、寄り付きの14.4カペイカ(kopeck)から17.49カペイカ(kopeck)で終日取引された。