エストニア第2位の大手銀行SEB Eesti Uhispankがサーバーアタックを受けたことで海外から同行HPへのアクセスをシャットアウトさせた。
膨大なサイバーアタックが同行のネットバンクに押し寄せたことでHPへのアクセスを規制せざる得なくなったことで、同行は海外からのアクセスを全てシャットアウトさせたと通信部門のSilver Vohu部長が発表した。
15日、14時からエストニア国内からのアクセスは再開させた一方で、海外からのアクセスはセキュリティの問題上、制限を掛けたままにしてあるという。
エストニアでは、先週からハンサバンクのネットバンキングが断続的に標的にされており、何度か海外からのアクセスを遮断させている。大手2行が標的とされたことで、次は他行が標的になる可能性が高いとして、エストニアの銀行業界ではサーバーアタックへの警戒を強めている。
世界的なメディアの大御所ルパード・マードック氏率いるNews Corporation傘下のNews Corp Europeへラトビアのテレビ局LNT(Latvijas Neatkariga Televizija)とTV5の2社が売却された。
LNTのAndrejs Ekis会長によると、News Corp EuropeはLNT株とTV5(TV Riga)株70%を5月8日に取得したという。
買収金額は公表されていないが、資産価値から1850万ラト(TV5株70%を350万ラト、そしてLNTを1500万ラト)で売却されたと見られている。
これまでのLNTの大株主は、Polsat Media B.V.が49%と同社子会社Polsat Balticが11%を所有していた、その他にはBete Ltd.が26%とJanis Azis氏が14%を所有していた。
化学肥料大手Lifosaの4月期の売上高が7715万9000リタスとなり、前年期同月期比で20%の増加となった。
昨年4月の売上高は6438万リタスに留まった。
昨年4月期の主要商品燐酸肥料の販売量は84.448トン、売上高5448万6000リタスであったが、今年は78.809トン、6754万3000リタスを売り上げた。
株価も4月期の売り上げ増を受けて、15日の27.5リタスから16日には最高値29.15リタスまで高騰した。終値は28.55リタスであった。
衣料品大手のアプランガ・グループ(Apranga Group)が07年第1四半期の収益が446万9000リタスとなり、前年同期比で3倍強となったことを発表した。
同グループの主要会社アプランガでは1-3月期に112万5000リタスの黒字となり、昨年同期の54万リタスの赤字から大きく収益を上げている。
ロスネフチが解体された大手石油会社ユコスのIT部門及びサービス事業を競売で上手く落札したことを発表した。
落札金額は18億300万ルーブルであった。
競売開始時価格は16億6900万ルーブルであったが、Technics、Neft-Aktivらが7度の入札を入れ徐々に値が吊り上げられ、ロスネフチが落札する前には、入札価格は17億8600万ルーブルにまで引き上げられていた。