数年前までは基礎工事が終わる前にあっという間に不動産は飛ぶように売れていた。それが今、タリン市内の多くの建設中のマンションやその周辺物件で買主を待つ物件が多数続出している。
現在、マンションや戸建て住宅軒などの住宅販売案件が数百にも上っている。新築だけを見ても6000戸が建設中にあるが、未だにその過半数が売れ残っている。
物件によっては完成間近となっているが、実際に売り物の80〜90%に未だに購入者が見つかっていないものまである。
エストニア政府がTonismagiの戦争記念碑の撤去、移動を始めたことでロシア系市民が早朝暴動を起こしている。
エストニア警察では、既に鎮圧した模様だが、1000人あまりが暴動に参加したとみられている。
主にロシア系市民が参加した暴動は、記念碑周辺の商店を取り囲みガラス窓を破り、100以上もの店舗を破壊し商品を盗み出している。
また、路上では、いくつもの車体がひっくり返され、道路信号も破壊されている。
現在の所、300人強が逮捕され、50人が怪我を追っている。その他に1人がナイフで刺し殺された。
旅行者は、外出を控え、治安が回復するまで状況を見るようにしてください。
リトアニア政府が25日に新たなユーロ導入までのロードマップを作成及び導入に向けて取り組む政策等を承認した。
同政策では、ユーロ導入をEUへの統合概念と重ね合わせて行っていくとしている。
政府見通しでは、ユーロ導入時期は2010年頃で今秋頃までに月日を決めたいとしている。
これまでの計画では、絶えず1月1日を導入月日としてきた。また、各金融機関へは導入後の2ヶ月間は為替手数料を無料とすることを指導している。
導入前後の120日間は、商品価格は両通貨で表示され、給与、年金、福利厚生などは導入前120日までに通知されなければならない。
衣料品販売大手のAprangaが税引き前収益として07年第1四半期に4倍増となる好決算を記録した。MG Baltic傘下の同社は、昨年の第1四半期に143万リタス(41万3000ユーロ)の収益を上げていたが、今年度は570万リタス(165万ユーロ)を達成した。
元々同社では、今期の収益を少なくとも3.5倍増にはなると予測していた。
Aprangaグループ全体の売上高は58.6%増の9180万リタス(2660万ユーロ)であった。
ハンサバンクのPriit Poldoja代表が今年度の融資市場は25%の成長が期待されると示唆している。
第1四半期決算内容の報告の中で、同代表は、バルト3国の住宅ローン市場を分析すると、リトアニアでは今年も順調な事業が期待できるのとは対照的にラトビアでは今年は難しい舵取りとなると言及している。
同報告書の中に今年のバルト3国の融資市場は35%成長が見込め、同様にエストニアでも25%の拡大が期待できると記されている。